なごむろぐ

Akizuki Nagomuの曲紹介など

ヘリウム59 ( from 「A Tribute -One Heart-」)

klamnop.info

2018年秋M3で頒布された音楽ゲーム「MUSECA」の非公式トリビュートアルバム「A Tribute -One Heart-」に僕の楽曲「ヘリウム59」が収録されております。
「ヘリウムファイブナイン」と読みます。
今回はこちらの楽曲について色々と書いてみようと思います。

こちらのコンピはMUSECAに楽曲が採用されたことのある方が「もう1曲MUSECAに書くとしたら or MUSECAへの想いを込めて1曲」
的な素敵な思想で作られたコンピとなります。
MUSECAはイラストもコンセプトの一つにありましたので、イラストで参加された方も新規でイラストを書き下ろしており、
ブックレットが非常に豪華! もうなんというかすごい! って感じです。語彙力なくてすみません。
そんなわけで僕は「もう1曲MUSECAに書くとしたらこんなの出すかな」というコンセプトで制作いたしました。

……という書き方をしたのでお察しの通り、僕はもともと別の名義で音楽活動をしておりまして、そちらでMUSECAに採用されていました。
そういったこともありYu_Asahina様よりこちらのお話をいただいたのですが、
今後はもうAkizuki Nagomuの名義で活動しようと決めていたので、こっちの名義で参加した次第です。
紛らわしくてすみません。

あまり語られているところを見ませんが、MUSECAの音楽性というのは結構独特なものがあると感じてまして。
簡単に言うと最近の音ゲー全般からはちょっと外れたところにあります。
最近の音ゲーというと多くの方が「BPMが速くて、メロディアスで、展開しまくって」みたいなイメージがあると思うんですが、
MUSECAは正反対で、「BPMは速すぎず、テッキーで、繰り返し多め」みたいなものが一つのカラーになってるなーと思っています。
僕も以前そういった楽曲で採用をいただいていましたので、
これはもうこの方向性で行くしかないだろうと思い、制作を開始しました。

元々僕の中の持っている音楽性の中にはテクノというかビッグビートというか、そういった音楽がちょっとだけありましたので
そのあたりを下地に、でも音ゲーで遊んで楽しいだろうな、というところを突き詰めていきました。
そうしていったらいつの間にか拍子がコロコロ変わってしまい大変なことになってました。

曲名は迷いましたが、やっぱり続編という思いもありましたので、それにMUSECAが1から2になることができなかったというのも込めて、
2番目の元素である「ヘリウム」を持ってきました。
でもまだMUSECAの筐体は残っているし、終わってないし、これからも元気でいてほしい! と思いを込めて「59(ファイブナイン)」と付けました。
ファイブナインというのはアマチュア無線用語で「電波の調子が良い」的な意味です。大分雑な説明だけど許して。

そんなわけで、まさにこの機会でなければ絶対に作れないような曲ができました。

その「ヘリウム59」ですが、今回の2019年春M3でもこちらの「A Tribute -One Heart-」が頒布されるとのことですので、
もし興味がありましたらお買い求めいただけたらと思います。

行けないという方も通販とかあるはずなのでぜひぜひよろしくお願いします! すごいメンツですよ!

そんなわけでよろしくお願いします。